一度は乗ってみたい、と思いながら、費用も予約の仕方もよくわからないまま後回しにしている——高級列車の旅って、そういうポジションなんですよね。
でも実際に調べてみると、日本国内だけでも選択肢が複数あり、価格帯・コース・乗り心地はかなり異なります。
この記事では、日本三大クルーズトレイン(四季島・瑞風・ななつ星)の比較から、準高級帯の観光列車、海外の高級列車との違い、そして予約の実態まで、乗車を検討しているひと向けに整理しました。
高級列車って「いつか乗りたい」リストに入ったまま何年も経ちがちなんですよね。まずは比較して、リアルな費用感をつかんでみてください。
日本の高級列車はどれが有名?三大クルーズトレインを比較
「高級列車旅行」と検索すると、まず出てくるのがこの3本。
JR東日本のTRAIN SUITE 四季島、JR西日本のTWILIGHT EXPRESS 瑞風、JR九州のななつ星in九州です。
この3本は「クルーズトレイン」と呼ばれ、ホテルが走るような感覚で旅をする列車として位置づけられています。
3本ともJR各社が企画した「超豪華寝台列車」として、2016〜2017年にかけて相次いで運行を開始しました。
それ以降、乗車体験を目標にする国内外の旅行者の間でブランドが確立し、「日本の最高峰の旅」として国際的にも取り上げられています。
まずは基本的なスペックを並べてみます(2026年3月時点の情報)。
TRAIN SUITE 四季島(JR東日本)の特徴と費用
上野駅を発着点として、関東・東北・北海道を中心に運行しています。
コースは1泊2日から3泊4日まであり、時期によって行き先が変わるのが特徴。
桜の季節に東北の秘境を訪ね、紅葉の時期に山岳地帯を巡るなど、季節感が旅の大きな軸になっています。
デザインは工業デザイナー・奥山清行氏が担当していて、車内は現代アートを思わせるモダンな雰囲気でありながら、客室は和のテイストを取り入れた設えになっています。
車両は10両編成で、最も人気が高いのが5号車のラウンジカー。
ピアノが置かれ、バーカウンターを備えたホテルロビーのような空間です。
シャンデリアが輝く内装はホテルとほぼ区別がつかないレベルで、列車に乗っているという感覚を忘れさせます。
最大定員は34名で、専属スタッフが旅を全行程サポートします。
費用は旅行会社のツアーを通じて申し込む形で、2026年時点でのツアー価格は1名210万円〜275万円(JTBロイヤルロード銀座の5日間プラン、2名1室利用)。
日程・部屋タイプによって幅があるため、1泊2日プランなら数十万円台から設定されているケースもあります。
車内での食事は地域の旬の食材を使った料理が中心で、車外の観光スポットでの食事もコースに組み込まれることがあります。
「深遊 探訪」というコンセプトを掲げていて、単なる移動ではなく「まだ知らなかったことがあった」という発見の感動を提供することを目指した列車です。
TWILIGHT EXPRESS 瑞風(JR西日本)の特徴と費用
大阪または新大阪と下関を発着点に、山陽コース・山陰コース・山陽山陰周遊コースを運行しています。
1泊2日〜2泊3日のコースで、各コースとも立ち寄り観光が1日1回組み込まれています。
10両編成・最大定員34名という点は四季島と同規模。
インテリアはアールデコ調をベースにしたクラシックな雰囲気で、屋外デッキ付きの展望車が大きな見どころです。
1号車・10号車がそれぞれ展望車となっており、頭上まで届く大きな窓に面したソファ席で景色を楽しめます。
最後部展望車から流れていく線路を眺めるのが、瑞風の定番の楽しみ方です。
四季島と比較すると「部屋が広い」という声も多く、車内で過ごす時間をじっくり楽しみたい人向けだと感じます。
食事は沿線の食材にこだわった料理を提供していて、「日本の原風景を走るホテル」というコンセプトが食卓でも体現されています。
コース内の立ち寄り観光は山陰・山陽それぞれの文化・歴史スポットが中心で、バス移動を伴う本格的な観光が含まれます。
費用はJTBロイヤルロード銀座のツアーで1名97万円〜180万円(3日間プラン、2名1室利用)。
三大クルーズトレインの中では最も価格帯が広く、比較的入りやすい価格から始まるのも特徴です。
ななつ星in九州(JR九州)の特徴と費用
7両編成・最大定員28名。
博多を発着点として九州各地を巡ります。
1泊2日と4泊5日の2コースがあり、コース内に立ち寄り観光・温泉・地域の歓迎イベントなどが織り込まれています。
「柿右衛門窯の洗面ボウル」「美しい組子細工」など、九州の工芸・伝統技術を随所に取り入れた内装が特徴。
各停車地で地域の方々が出迎えてくれるシーンがあり、「車内での食事や演奏会、地元の歓迎イベントまで込みで、旅全体がコンテンツになっている」という感覚が他の列車と一線を画します。
専任スタッフが8名体制で旅全体に伴走する手厚いサービスも評判です。
ラウンジカーには博多駅での乗車時から「金星」と名付けられた集合場所があり、旅のはじまりを演出する工夫が随所にあります。
実際に乗車した方の声を見ると、「初めての申し込みで当たった」という例もある一方で「計画では数回外れてから乗れればと思っていた」という準備期間の長さも垣間見えます。
同乗した他の乗客の話を聞くのも楽しみの一つで、「先月四季島に乗ってきた」という経験豊富なリピーターに出会えるのもこの旅の醍醐味です。
費用はJTBロイヤルロード銀座のツアーで1名120万円〜170万円(3日間プラン、2名1室利用)。
このセクションのまとめ
三大クルーズトレインはいずれも1名100万円超が目安。コースの発着地と雰囲気の方向性(モダン・クラシック・工芸)で絞り込むのが比較の出発点です。
準高級・中価格帯の観光列車という選択肢
「三大クルーズトレインはさすがに予算オーバー」という場合、選択肢がなくなるわけではないんです。
数万円〜数十万円台で高級感のある乗車体験ができる列車は、実はかなり充実しています。
三大クルーズトレインが「非日常の極み」だとするなら、準高級列車は「少し特別な日常の延長」という感覚で近づける存在です。
はじめての高級列車旅行として選ぶ人も多く、ここで「列車で非日常を過ごす体験」の感覚をつかんでから、三大クルーズトレインへステップアップするという流れも自然です。
THE ROYAL EXPRESS(東急)の特徴
横浜発で伊豆急下田を目指す日帰り・1泊2日の観光列車。
デザイナーズ列車として知られ、車内は白とゴールドを基調とした上品な内装です。
コース内には食事・沿線観光が組み込まれており、特別感の演出は本格的。
2026年には「東海道・富士クルーズトレイン」として岐阜・静岡方面への運行も行っており、首都圏からアクセスしやすい高級観光列車として定着しつつあります。
北海道へのクルーズトレイン運行も行っていて、首都圏発の高級観光列車としての注目度は年々上がっています。
乗車料金は日帰りコースで数万円台から。
三大クルーズトレインより手が届きやすい価格帯です。
伊豆コースは伊豆急行線を経由するため、車窓から相模湾の景色が楽しめる点も人気の理由。
日帰りで「ちょっと豪華な食事つき列車旅」を体験したい場合に向いています。
一万三千尺物語・ろくもん・雪月花など地域ブランド列車
全国各地に「その地域の食と景色を楽しむ」コンセプトの観光列車が増えています。
富山・黒部を走る「一万三千尺物語」は日本海・立山連峰の車窓と富山の食材を使った食事が売りで、JTBのツアーでは3日間53万円〜54万円の設定があります。
長野の「ろくもん」や新潟・上越の「雪月花」は2列車セットのツアーで46万円〜48万円という価格帯。
四国の「伊予灘ものがたり」「藍よしのがわトロッコ」、山陰の「あめつち」「etSETOra」なども地域の工芸・食文化を前面に出した列車で、乗車体験の濃さでは三大クルーズトレインに引けをとりません。
こうした地域ブランド列車は倍率が三大クルーズトレインほど高くなく、予約が比較的通りやすい傾向があります。
乗りたい列車が複数ある場合、同じ地域内のいくつかを組み合わせて旅程を組むのも人気のスタイルです。
四国の複数の観光列車を1度の旅でつなげるプランは、ツアー会社からも商品化されています。
サフィール踊り子・WEST EXPRESS銀河など特急グレードアップ系
特急列車の「プレミアムグレード」という位置づけで、新幹線グリーン車のさらに上を行く快適さが楽しめる列車もあります。
JR東日本の「サフィール踊り子」はプレミアムグリーン車(個室・ヌードルバー付き)が設定されており、東京〜伊豆下田間を数時間で移動しながら贅沢感を味わえます。
プレミアムグリーン車には「ヌードルバー」が設置されていて、移動中に麺料理を注文できるという珍しい設備が話題です。
個室利用もできるため、カップルや夫婦の記念旅行にもよく選ばれています。
JR西日本の「WEST EXPRESS銀河」は夜行列車として運行し、個室・女性専用エリアなど多彩な座席タイプがあります。
夜行列車でありながら、車内での食事提供や沿線の特産品の販売が行われるなど、単なる移動手段を超えた演出が施されています。
普通の旅行の延長線上で高級体験を加えたい場合、こうした特急グレードアップ系が入門として最適です。
「高級列車に初めて乗ってみたいけど、いきなり100万円はさすがに」という場合、まずサフィール踊り子やWEST EXPRESS銀河で感覚をつかむのは合理的な判断です。
このセクションのまとめ
クルーズトレインに届かない予算でも、地域ブランド列車や特急グレードアップ系で十分な高級体験は可能です。倍率の面でも現実的な選択肢です。
海外の高級列車旅行と比較してみると

「日本の高級列車って世界と比べてどのくらいのレベル?」という視点で整理してみます。
海外でも高級クルーズトレインはいくつか存在していて、それぞれの魅力が全然違うんですよね。
カナディアン号(カナダ)の世界観
トロント〜バンクーバー間を約4泊5日で横断するカナダ国鉄(VIA Rail)の長距離列車で、最高級のプレステージクラスに乗車した場合の費用は1名約150万円ほど。
列車はカナダの歴史のかなりの部分と共に走り続けてきた車両で、その歴史の重みも旅の一部。
車内の構造やデザインにも独自の味があります。
マイナス30℃の雪原を走り抜けながら、暖かい車内でカナダ伝統の食事を楽しむというコントラストが魅力で、「アガサ・クリスティーのオリエント急行みたい」という声も多いです。
ただし実際には12時間超の遅延が珍しくないなど、インフラ上の制約も正直なところ。
日本の列車の「定時運行」が世界標準ではないことを実感する旅になります。
「大陸横断の豪快さ」という日本にはない体験を求めるなら選択肢に入ります。
旅程に余裕を持たせること、ゴートレイン(通勤電車)が見えるトロント近郊の車窓など、細かな楽しみ方も知っておくと旅がより豊かになります。
氷河急行エクセレンスクラス(スイス)の体験
ツェルマット〜サンモリッツ間を約8時間かけて走る「氷河急行」の最高級車両。
ファーストクラスをさらに上回るエクセレンスクラスは、個室に近い空間でコース料理とアルプスの絶景を楽しめます。
列車は標高2,046mのオーバーアルプ峠を通過し、そこから麓のクールまで約1,500mを下るダイナミックな高低差も体験できます。
冬は雪に閉ざされた白銀の世界、夏は青空とアルプスの緑が広がる全く異なる顔を見せます。
片道約13万円という価格設定で、日本の準高級列車と似た価格帯でありながら「スイスアルプスの本場景色」という代替不可能な価値があります。
席のレイアウトはドイツ語圏らしく、知らない人と向かい合わせになる場合もあります。
そういう「海外ならでは」の状況も旅の一部として受け入れられる人向けの体験です。
スイスには氷河急行のほかにもベルニナ急行など高品質な観光列車が充実していて、高級ホテルが安い国としても知られるヨーロッパ諸国での列車旅との組み合わせが人気です。
日本と海外、どちらが「高級感」か?
日本の三大クルーズトレインは「工芸・食・おもてなし」が凝縮されている点が突出しています。
乗客1人に対してのスタッフ比率や、地域の出迎えイベントなど、他国にはないホスピタリティが評価されています。
食事においても、沿線の食材を使い、地元の料理人と連携して季節ごとのメニューを作るという姿勢は、海外のクルーズトレインでは珍しいスタイルです。
一方、海外列車の強みは「ロケーション」。
アルプスの絶景やカナダの大自然は、設備がどれだけ豪華でも日本では再現できません。
また、海外の長距離列車は旅の「非日常感」のスケールが違います。
4泊5日で大陸を横断するという体験は、日本の列車旅では感じにくい次元の話です。
「おもてなしと食で感動したい」なら日本、「景色の非日常感を極めたい」なら海外、という分け方が一つの目安になります。
ただし、旅のスタイルや体力・移動への慣れによっても「高級感」の感じ方は変わります。
初めての高級列車旅行なら、言語の壁がない日本から始める方が純粋に楽しめる部分も多いです。
このセクションのまとめ
日本のクルーズトレインは「おもてなし密度」が世界最高水準。海外は「景色」で勝負。どちらに感動ポイントを置くかで選ぶべき列車が変わります。
高級列車の予約方法と当選確率の現実
実は、高級列車の予約で最初に詰まるのは「どこに申し込めばいいか」だったりします。
公式サイトに行っても「旅行会社へお問い合わせを」と書いてあるケースが多く、手順が見えにくい。
ここを整理します。
申し込み方法・販売時期・抽選の仕組み
三大クルーズトレインはすべて、旅行代理店を通じた申し込みが基本です。
JRの各旅行センター(JR東日本の「びゅうプラザ」、JR九州の「みどりの窓口」など)や、JTBロイヤルロード銀座・日本旅行などの専門旅行会社が主な窓口になります。
販売は「〇〇期」として数ヶ月分まとめて発売されるのが通例で、発売直後に応募が集中します。
抽選制のため、申し込んだからといって確実に乗れるわけではない点を最初に理解しておく必要があります。
申し込みの流れとしては、旅行会社の窓口に相談→希望するコースと日程を伝える→書類に記入して応募→抽選結果の通知、という順序が一般的です。
発売のタイミングは列車・期によって異なります。
例えば瑞風の場合、半年〜1年先の出発分を「第〇〇期」として数ヶ月前に一括販売するスケジュールで動いています。
2026年3月時点では、瑞風は2026年7月〜9月出発分(第29期)の販売が案内されており、キャンセル待ちの受付が行われているコースもあります。
各鉄道会社の公式サイトで販売スケジュールが告知されるので、定期的にチェックしておくか、旅行会社に「次の販売時期を教えてほしい」と伝えておくのが確実です。
旅行代理店ツアーとの違い
旅行代理店が組む「ツアー商品」として販売されているケースと、列車部分のみを手配する場合があります。
ツアー商品は出発前後のホテル・移動がセットになっていることが多く、全体の手配を任せたい人には便利。
ただし、列車代金だけでなくツアー料金・代理店手数料が含まれるため、同じ列車でも申し込み先によって総額が変わります。
たとえばJTBロイヤルロード銀座が企画するツアーは、乗車前後の宿泊・食事・送迎が含まれたオールインワンのパッケージですが、他の旅行会社では列車乗車のみの手配を受け付けているケースもあります。
どちらが良いかは旅のスタイル次第で、「乗車前後の旅程も全部お任せにしたい」ならツアー型、「発着地の観光は自分で組みたい」なら列車単体の手配の方が自由度が高くなります。
複数の旅行会社の見積もりを比較することを勧めます。
旅行グッズのプレゼント選びと同様、事前リサーチが後悔しない旅の基本です。
キャンセル待ち・複数回落選した場合の対処法
三大クルーズトレインはどの列車も応募倍率が高く、初回当選しないケースは珍しくありません。
実際に乗車した方の話では、「計画では数回外れてから乗れればと思っていたら、初申し込みで当たってしまった」という例もあれば、何度申し込んでも落選が続く人もいます。
運要素が強いのは事実です。
対処法としては以下が現実的です。
- 複数の期・コースに同時申し込みする(人気が分散する時期を狙う)
- キャンセル待ちリストへの登録を旅行会社に依頼する
- 三大クルーズトレインに縛られず、地域ブランド列車に切り替える
落選続きでモチベーションが落ちてくるのはわかりますが、キャンセル待ちから繰り上がるケースも意外とあります。旅行会社にしっかり登録しておくのがポイントです。
このセクションのまとめ
三大クルーズトレインは旅行会社経由の抽選制が基本。倍率が高いため、複数期に申し込む戦略と、地域ブランド列車をバックアップ候補に持つことが現実的な対策です。
乗車前に知っておきたい「高級列車のリアル」
パンフレットを見ていると「優雅にゆったり」というイメージが先行しますが、実際に乗った人の声を読むと少し違う側面も見えてきます。
知っておいたほうが当日後悔しない点をまとめます。
意外に忙しい?車外観光・乗り降りのスケジュール
クルーズトレインには車外での立ち寄り観光がコースに組み込まれているケースが多く、列車から降りてバス移動・観光地巡りという時間が意外に多いです。
乗車者の感想として「列車旅って意外に体力必要」という声は複数出ていて、「ゆっくり車内で過ごしたかったのに移動が多かった」という感想も珍しくありません。
たとえば四季島の3泊4日コースでは、秘境の温泉地での宿泊や、バスに乗り換えての名所訪問が組み込まれています。
これは「旅の密度が高い」ともいえますが、体力に不安のある方は事前のコース内容確認が欠かせません。
コースの詳細を事前に確認し、自分が「車内体験」と「観光」のどちらに重きを置くかで、合うコースを選ぶことが重要です。
体力的な余裕を優先するなら、立ち寄り観光が少なめの1泊2日コース、または車内での食事・くつろぎに比重が置かれた行程のコースを選ぶのが向いています。
同乗者の客層・年齢層・雰囲気
乗客の多くは「同世代のご夫婦」が中心で、退職記念・結婚記念日・古希のお祝いなどの節目旅行として利用されるケースが多い傾向があります。
なかには「11回目のななつ星」という強者や、「先月四季島に乗った」という経験豊富な旅行者もいて、同じ趣味を持つ人との出会いも楽しみの一つになるようです。
「他の乗客と話すのが楽しかった」という感想も多く、普段なかなか出会えないような旅好きの方と食卓や展望車で自然に会話が生まれるのも高級列車ならではです。
雰囲気は静かで落ち着いたもので、ソロ参加のお姉さまグループがちらほらいるケースも。
騒がしい雰囲気ではないので、一人でも行きやすいんですよね。
逆に言えば、子連れや若いグループには少々ハードルが高い雰囲気があります。
子どもを連れた場合、食事の時間など静粛さが求められる場面で気を使う可能性を念頭に置いておくとよいです。
持ち物・服装・酔い止めの準備
服装については明確なドレスコードが設けられているわけではありませんが、ディナーの時間は「きれいめカジュアル」以上を心がけている人が多い印象です。
スニーカーについては、立ち寄り観光で歩くことを考えると履き慣れた靴が実用的。
高級ホテルでのスニーカーに関するドレスコードの考え方と同様に、TPOに合わせた使い分けがおすすめです。
ディナー用のジャケットやきれいめのワンピースを1着持参し、観光時はスニーカーと動きやすい服装にするというメリハリが現実的です。
意外と見落としがちなのが酔い止め。
クルーズトレインは揺れが少ない設計ですが、山岳路線のカーブが多い区間もあります。
乗り物酔いしやすい体質の人は用意しておくと安心です。
持ち物として準備しておくと便利なものとしては、カメラ(スマホ撮影では逃してしまう景色が多い)、ポータブル充電器(長時間乗車では給電できない区間もある)、文庫本や雑誌(移動中にゆっくり読める時間を活かす)などが挙げられます。
車内への荷物は最小限にするのが推奨で、大きなスーツケースは別途発送しておくか、出発駅に預けておく手配を事前に旅行会社に確認しておくと当日がスムーズです。
このセクションのまとめ
高級列車の旅は「ゆったり」だけでなく、車外観光で体力を使う場面も多いです。コースの内容を事前に確認し、服装・酔い止めを準備しておくと快適に過ごせます。
まとめ
高級列車の旅は、選択肢の幅が広いジャンルです。
四季島・瑞風・ななつ星の三大クルーズトレインは1名100万円超が目安で、抽選倍率も高め。
一方で準高級帯の地域ブランド列車や特急グレードアップ系なら、数万円〜数十万円の範囲でも十分な高級体験が可能です。
海外の高級列車と比べると、日本は「おもてなしと食の密度」で際立っており、景色の非日常感を求めるなら海外、という使い分けが軸になります。
まず「景色重視か、おもてなし重視か」「予算の上限はどこか」「車内でゆっくりしたいか、観光も楽しみたいか」の3点を明確にすると、自分に合う列車が絞り込みやすくなります。
予約は旅行代理店経由が基本なので、気になる列車が決まったら早めに問い合わせてみてください。
よくある質問
日本三大高級列車(クルーズトレイン)はどれですか?
JR東日本の「TRAIN SUITE 四季島」、JR西日本の「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」、JR九州の「ななつ星in九州」の3本が日本三大クルーズトレインと呼ばれています。
いずれも最大定員30名前後の小規模な豪華列車で、専任スタッフによるホテル並みのサービスが特徴です。
四季島・瑞風・ななつ星の費用はいくらかかりますか?
2026年3月時点の旅行会社ツアー価格を目安にすると、四季島は1名210万円〜275万円(5日間)、瑞風は97万円〜180万円(3日間)、ななつ星は120万円〜170万円(3日間)程度です。
いずれも2名1室利用・おとな1名の価格で、日程やコース・部屋タイプによって異なります。
高級列車の予約はどうすればいい?倍率は高いですか?
三大クルーズトレインはすべて旅行会社を通じた申し込みが基本で、抽選制をとっています。
JTBロイヤルロード銀座、日本旅行、JR各旅行センターが主な窓口です。
倍率は高く、初回で当選しないケースも多いため、複数の期・コースに申し込む戦略や、キャンセル待ち登録が有効です。
高級列車旅行と高級ホテル旅行、どちらがお得ですか?
単純な金額比較では一概には言えませんが、高級列車は食事・移動・観光・宿泊が一体化しているため、手配の手間がなく「旅全体を丸ごと委ねられる」のが特徴です。
一方、高級ホテルは滞在先を自由に選べる柔軟性があります。
移動そのものを楽しみたいなら列車、ベースを固定してじっくり滞在したいならホテルという使い分けが向いています。
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